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University of Zurich Japanese Researchers Community Seminar

SAKAKIBARA Keiko

May. 13, 2024

On May 3, 2024, the University of Zurich Japanese Researchers Community Seminar was held at the Department of Evolutionary Biology and Environmental Studies, University of Zurich. The seminar featured a lecture by Prof. Keiko Sakakibara titled "Genetic Foundations Supporting the Traits that Facilitate the Flourishing of Terrestrial Plants. 陸上植物の繁栄をもたらした特徴を支える遺伝子基盤”

Author

SAKAKIBARA Keiko

  • Associate Professor
  • Sakakibara Group
  • Rikkyo University
  • Genome Flexibility
  • Genome editing

渡航報告:フランス・Université Paris-Saclay

SAKURAI Kengo

Apr. 16, 2024

フランスのUniversité Paris-Saclayで2023年9月から12月の約3ヶ月間育種戦略の研究をするために留学をしてきました。Université Paris-Saclayでは、Alain Charcosset博士、Laurence Moreau博士、Tristan mary-huard博士の3名には本当にお世話になり、とても実りの多い留学になったと思います。3ヶ月もの間海外で暮らすことは少々不安でしたが、同じく留学中の研究室同期や、優しいフランスの仲間たちに支えられ、楽しく過ごすことができました。フランス人は英語をほとんど話してくれないという話をよく聞きましたが、若い世代はかなり英語教育が進んでいるらしくスーパーとかでも話せる人は多いです。パリに至っては英語で全く不自由ないです。英語では伝わらない時もありますが、簡単なフランス語を覚えておけば優しく対応してくれます。フランスの人たちはとっても優しかったです。また、大学の学食も美味しいです。Crousとよばれる生協のようなもの?が大学に入っており、そこで昼食を食べることができます。学生だと3.3ユーロで結構量もあり美味しい昼食を食べられます。しかし、私の時は最初はクレジットカードも使え3.3ユーロで食べられていたものの、大学の学食パスのようなものでないと払えない(友達に建て替えてもらっていました)、当大学の学生でないなら6.6ユーロだと言われ、段々と待遇が改悪されていき、最終日には10ユーロぐらい払わされました。Crousとは最悪の別れ方をしてきました。とはいえ、美味しい昼食を食べた良い思い出もあるのでまた行きたいなとは思います。なかなか飽きがこない生活だったという意味ではフランスは楽しい国だと思いました。

・行先(国・大学・研究室):フランス・Université Paris-Saclay・Génétique Quantitative et Évolution - Le Moulon
・海外の担当研究者:Alain Charcosset
・期間:2023年9月18日~12月4日

Author

SAKURAI Kengo

  • Iwata Group
  • The University of Tokyo

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半年のチューリッヒ滞在を終えて

FUKUSHIMA Kazuki (Watanabe lab)

Apr. 10, 2024

東北大学生命科学研究科D3の福島和紀と申します。同じく東北大学の大林先生にサポートいただき、2023年10月から2024年3月までの期間、チューリッヒ大学の清水健太郎教授の研究室に滞在させていただきました。シロイヌナズナの花粉数減少に関わった遺伝子を見つけることをテーマに研究を行ってきました。
今回が初めての海外長期滞在で慣れない生活にやや怯えていましたが、研究室の皆様には温かく迎えていただき、滞在中はとても楽しく過ごすことができました。研究生活の中では、新たな解析も学び、色々な人と議論する機会もいただき、大変勉強になりました。
また、今回がきっかけで新たな研究アイディアも生まれたことで、チューリッヒ大学URPP Evolution in Action Pilot Project 2024に採択されることにも繋がり、これから先の研究が楽しみになる成果も得られました。

そのほか、滞在中に経験し、特に印象的だったことを3点ご紹介します。
1. 街が綺麗
 実は、外国の衛生面(特に公共の施設)にあまり良い印象がなく、ちょっと不安だなと思っていました。ところが、そんな心配をする必要はありませんでした。街中色々なところで掃除をしている人を見かけ、「ゴミが溢れている!」とか「汚れたまま放置されている!」といった場所はあまり見かけませんでした。スイス人は綺麗好きだと言われることもありますが、本当のようです。もちろん、水も綺麗。街中で噴水を見かけることもありましたが、よく水を汲んでいる人を見かけました。
 暮らしてみて、非常に快適な街だなと思いました。これも、市民の協力のおかげなのでしょう。気を抜くと汚したまま放置しがちな私ですが、迷惑をかけないようかなり気をつけて生活していました・・・。

2. 研究科で毎週開催されるセミナー
 私が、滞在していた建物では、毎週火曜日の夕方と木曜日の昼にセミナーが開催されていました。各研究室のPIなどがホストとして持ち回りで企画され、学生・ポスドク問わず色々な人が発表者として参加していました。そして、学内だけでなく、他の近隣の国の人が呼ばれることも(さすが陸続きのヨーロッパ)。議論も活発で、非常にアクティブなセミナーだと感じました。
 そして、セミナーが終わった後には、Apero(アペロ)と呼ばれる会が開かれる場合もあり、スナック・飲み物片手に、引き続きゲストと議論を続けているのも印象的でした。
 この頻度でやっていると忙しくなりますし、大変なのでは?と思っていましたが、毎回参加してる人が結構いました。私もほぼ毎回参加しましたが、生物種問わず色々な分野のトレンドや技術を知ることができ、とても勉強になりました。大変でも、これくらいの余裕はあったほうがいいのかなと思いました。
 そのほかにも、教授の選考のために不定期に開催されるセミナーも公開されており、研究交流がオープンな雰囲気を感じました。

3. 大学の設備など
 チューリッヒ大学の地下には、実験器具や消耗品を扱う売店があり、日常的に多く使うものはここで手にいれることができます。すぐに手に入れたいものがあるとき、こういう設備があると便利だなと思いました。ほかにも、郵便、コーヒーショップなどなど生活が豊かになりそうなものもありました。
 そして、新しくできた建物のオフィスは、壁がほとんどなく、オープンな空間。会議室の壁もガラス張りで、とても現代的でした。(少々落ち着かないかもしれないけど)おしゃれで雰囲気の良い空間だなと思いました。

今回の滞在にを通じて、受け入れ先の清水健太郎さんをはじめ、清水(稲継)理恵さん、高橋太郎さんには、非常にお世話になりました。本当にありがとうございました。
今後、チューリッヒを訪れる機会が、非常に楽しみです。

追記
滞在中、知っておくと便利だったものを紹介します。
・海外送金サービス
支給されるのは日本円なので、どうにかして日本の口座からお金を使う方法が必要でした。海外では、割とよく日本のクレジットカードが使えないときがあると聞いていたので、対策として海外送金サービスのWiseを利用していました。銀行への振り込みにも使えますし、プリペイド方式に似た方法でデビットカードが使えるので、とても便利でした。
他にも色々ありますので、それぞれにあったサービスを使うと良いと思います。

・食品用ラップ
一回で切れたり、切れなかったりします。

・スイスの国コード
スイスの国コードは、2文字の場合、CHです。空港の検疫で、中国と勘違いされて、戸惑ったことがありました。(ちなみに、中国はCN)

↑写真は、スイス・ウルナーボーデンにて

Author

FUKUSHIMA Kazuki (Watanabe lab)

  • Obayashi Group
  • Tohoku University
  • Reproductive Development
  • Imaging

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Towards data-driven breeding - combining genomics and high throughput phenotyping

NASUDA Shuhei

Mar. 27, 2023

Author

NASUDA Shuhei

  • Professor
  • Nasuda Group
  • Kyoto University
  • Environmental Responses
  • Genome Flexibility
  • Reproductive Development
  • Imaging
  • Field science

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The 8th KEPLR Seminar Series Held

TSUCHIKANE Yuki

Mar. 4, 2024

KEPLR has been hosting seminars aimed at fostering connections among participants from participating laboratories. The 8th seminar was organized by KudohG and took place at Kyoto University (Center for Ecological Research).

The seminar was attended by 25 members of KEPLR, including those from KochiG, NasudaG, and SatoG.

A tour of the experimental fields at the Center for Ecological Research was conducted.

During the facility tour, there was an introduction to the center's facilities and equipment.

Date: February 29, 2024
Time: 14:00 -
Venue: Kyoto University, Center for Ecological Research (https://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/index.html)
Organizers: Tomomi Kato, Genki Yumoto, Naofumi Yoshida (Kudoh Lab / Honjo Lab)
Online Support: Yuichiro Kanzaki (Information Processing Office)
Schedule:
- 14:00 - 14:20: Hiroshi Kudoh - Research Introduction
- 14:20 - 14:55: Naoshfumi Yoshida - The effect of Turnip Mosaic Virus infection on cold response of Arabidopsis halleri: changes in photoprotection induction rate
- 14:55 - 15:00: Break
- 15:00 - 15:45: Genki Yumoto- Inhibitory Leaf Senescence in Arabidopsis under Short Days and Efficient Research Life in the UK under Short Days
- 15:45 - 16:00: General Discussion
- 16:00 -: Lab & Field Tour