渡航報告:フランス・Université Paris-Saclay
フランスのUniversité Paris-Saclayで2023年9月から12月の約3ヶ月間育種戦略の研究をするために留学をしてきました。Université Paris-Saclayでは、Alain Charcosset博士、Laurence Moreau博士、Tristan mary-huard博士の3名には本当にお世話になり、とても実りの多い留学になったと思います。3ヶ月もの間海外で暮らすことは少々不安でしたが、同じく留学中の研究室同期や、優しいフランスの仲間たちに支えられ、楽しく過ごすことができました。フランス人は英語をほとんど話してくれないという話をよく聞きましたが、若い世代はかなり英語教育が進んでいるらしくスーパーとかでも話せる人は多いです。パリに至っては英語で全く不自由ないです。英語では伝わらない時もありますが、簡単なフランス語を覚えておけば優しく対応してくれます。フランスの人たちはとっても優しかったです。また、大学の学食も美味しいです。Crousとよばれる生協のようなもの?が大学に入っており、そこで昼食を食べることができます。学生だと3.3ユーロで結構量もあり美味しい昼食を食べられます。しかし、私の時は最初はクレジットカードも使え3.3ユーロで食べられていたものの、大学の学食パスのようなものでないと払えない(友達に建て替えてもらっていました)、当大学の学生でないなら6.6ユーロだと言われ、段々と待遇が改悪されていき、最終日には10ユーロぐらい払わされました。Crousとは最悪の別れ方をしてきました。とはいえ、美味しい昼食を食べた良い思い出もあるのでまた行きたいなとは思います。なかなか飽きがこない生活だったという意味ではフランスは楽しい国だと思いました。
・行先(国・大学・研究室):フランス・Université Paris-Saclay・Génétique Quantitative et Évolution - Le Moulon
・海外の担当研究者:Alain Charcosset
・期間:2023年9月18日~12月4日